無利息融資というものがある!無利息条件をよく確認しておこう
通常ローンは金利に見合った利息を添えて返済することになります。この利息が金融機関の受け取る利益になるわけです。カードローンにも金利が決められており、その分が毎月リボルビング払いの金額の中に含まれています。このためカードローンを選ぶ場合に多くの人が基準としているのが金利です。この金利は概ね銀行系のものは低く、消費者金融系のものは少し高めに設定されています。このため利用者は金利の低い銀行系のものに流れる傾向が有ります。
消費者金融の打った手段
そこで消費者金融が対抗手段として打ち出したのが無利息融資です。ちょっと耳を疑う人もいるかもしれませんが、条件次第で利息を付けないというものです。前記の様に金融機関の利益は利息ですので無利息融資と言うことは利益がでないということです。ですから金融機関としてもかなり苦しいことをしているわけです。しかしこうしなければ他の金融機関との差別化が出来ず、淘汰されてしまう不安があったということなのです。それほど熾烈な利用者獲得競争が有るのです。
無利息には条件が有る
もちろん全ての利用者を無利息にしてしまってはすぐに倒産してしまいますから、無利息にはそれなりの条件が付きます。まず借り入れ期間ですが、無利息になる借り入れ期間が決められています。これは無利息融資を提供する消費者金融によって違いがあり、7日以内、30日以内、180日以内など様々なものがあります。また利用回数も規定が有り、多くの場合は最初の1度の借り入れだけと言うことになっていますが、中には何度でも無利息にするところもあります。
アイフルの場合
アイフルではかつて入会キャンペーンなどで無利息融資を行っていた事もあったのですが、経営危機などもあって最近ではそのようなキャンペーンは行われていないようです。もう少し経営が安定してくれば、またそのようなキャンペーンが行われる可能性もあります。そのような場合にはホームページで告知されるはずですから、もしカードローンで無利息融資を利用してみようと考えている場合には、その時点でホームページをチェックしてみましょう。
無利息融資だけで選んではいけない
無利息融資と言うのはいわば利用者を獲得するための宣伝です。これによってとにかく利用者を獲得して、その後の利用を通じて儲けようと消費者金融は考えているわけです。このため初回の利用に限って無利息融資をするという宣伝文句に乗せられて申込んだとしても後々高い利息を払うことになる可能性もあるのです。したがって自分の利用方法を良く考えて無利息が有効に利用できるのか、あるいは先々を考えると無利息にはならなくても金利の安いものを選ぶかなど良く計算する事が重要です。
最近では銀行系にも無利息期間が有る
従来では銀行が無利息でお金を貸すなどと言うことは考えられなかったのですが、消費者金融と提携するようになって、現在では場合によっては子会社や銀行の一部門に組み込んでしまっており、かつて消費者金融系だったカードローンが今では銀行系になっているというようなことが実際に起こっています。このため銀行系と言っても無利息融資を行っているところも出現しました。したがってこれからは無利息融資を検討する場合銀行系も考慮に入れる必要があります。