返済日の設定で延滞が発生しやすくなる?給料日を考慮して選ぼう
金融機関によって違いますが、カードローンの返済日は月に何日か有り、利用者は申し込み時にこの中から選ぶことになります。このときあまり考えずに安易に決めてしまうと、後々延滞を発生させることにも繋がってくることになります。したがって、返済日を決める際には自分の状況をよく考え併せて決める必要があります。安易に選んで度々延滞していては信用は徐々に崩れていき、あとあとになって大きなローンを組むときに問題になる可能性さえあるのです。
生活パターンを考えてみる
多くの家庭の場合、何か別の収入源が有れば別ですが、給料日から次の給料日まで徐々にお金は減っていきます。そこでカレンダーを用意して、何日に何が引落しになるか、あるいは生活費のためのお金の引き出し日などお金が減る要因を記入していきましょう。そうすると、何時頃にはお金がどの程度残っているかと言うようなことが見えてくるようになります。これを返済日を決める資料として使います。できるだけ正確にしておかなければならないのは言うまでもありません。
カードローンの利用方法を考えてみる
レジャーや大きな買い物の場合もありますが、カードローンの使い方として最も多いのが生活費の補てんです。この場合もうお金が無くなるころである給料日の直前が最も利用される時期と言うことが出来ます。ただし利用目的は利用者ごとに違いますから、自分の利用方法についてよく考えてみてください、いつごろ利用することが多いのか、一度にどの程度利用しているのかなどを利用明細を見て確認してみる必要があります。これによって返済方法も検討が必要です。
基本は給料日の直後
最もお金が有る時期は給料日の直後と言うことになりますから、返済日はそれに近い時点にするのが最も良い選択になります。少なくとも延滞が発生するようなことにはならないでしょう。ただし給料とは別に何か収入が有る場合には、そちらに合わせることもできます。ただし、収入の金額が十分なのか、あるいは入金日は一定しているのかなどを確認する必要があります。金額が不十分であったり、入金日が一定ではないような場合には利用できません。
返済方法を検討する
通常カードローンの返済はリボルビング払いによって行われますが、この返済方法が毎月元利合計で一定額となるため、方式上利息が増える傾向にあります。そこで給料日直後に返済日を決めたとしても、利息ばっかり払っていてはあまり良い返済とは言えません。そこで返済日に関係なく、いつでも返済が出来る一括返済を利用することも考えましょう。一括と言っても全額を返済するのではなく、一部でも構いませんから大きく元本を減らすような工夫が必要です。
給料日が変わってしまったら
転職した場合や、同じ会社内でも給料日が変更になったような場合には、返済日も再度考えることが必要です。返済日の変更は金融機関の考え方にもよりますので、可能なのかどうか確認が必要ですが、可能であれば給料日に合わせて変更しておきましょう。不可能と言う場合には、どうやってそれまで返済用のお金を残しておくかと言うことが重要な問題になりますので、自分の生活パターンを分析して、良い方法を考えておくようにしてください。