自分のメインバンクを持とう!最初から消費者金融を利用するのは問題

企業の場合、主に取引しているメインバンクと呼ばれる銀行が有ります。しかし個人の場合、銀行との取引はそれほど多くはありませんから、メインバンクと言えるような銀行を決めている人は多くはありません。しいて聞けば給与の振り込み口座のある銀行がメインバンクと答えるでしょう。しかしこの給与の振り込み口座の場合、以前は自由に選べましたが、最近では勤め先企業が指定してくる場合もあって、給与の振り込みにしか利用していない場合が多いようです。

メインバンクと言う意識の低下

このような訳で現在メインバンクと言う存在を意識している人は非常に少なくなっています。このため、せっかく給与の振り込みを行って関係が出来た銀行が有るにもかかわらず、カードローンを選ぶ際には全くそれを利用しようともしないで、別の消費者金融から借りるという選択をする人もいます。しかし、これは非常に勿体ないことです。金融機関と言うものは利用すればするほど信用が出来るため、利用先を色々と変えるのは利用方法として問題が有ります。

人生設計をしよう

カードローンを選ぶ際の基準はいろいろあり金利で選んだり、自分の利便性で選んだりするのが普通ですが、もう一つ将来の利用価値と言うものが有ります。具体的には将来、カードローンではなく住宅ローンなどの大型のローンを組む予定、あるいは単に持ち家を持ちたいという希望でも良いですが、そういうものが有るような場合には今からメインバンクと言うものを意識して、カードローンを利用する場合も将来への信用構築と考えて選ぶと良いのではないでしょうか。

最初から消費者金融を利用しようとしない方が良い

カードローンを選ぶ際には特に銀行だけではなく、消費者金融にも良い物は沢山あります。しかし前記の様にこれから信用を作っていくという場合にはまずは銀行を利用しましょう。付き合いのある銀行を作り、困った時には相談できるようなメインバンクにするのです。将来銀行だけではカバーしきれないような場合には消費者金融を利用したりすればよいですが、若いうちは銀行だけでも十分やっていけるはずです。ですからまずは良い銀行を選びましょう。

良い銀行とは

自分にとって良い銀行とは、やはり使い勝手が良いということでしょう。勤め先企業の給与の振込口座のある銀行が良いかどうかは分かりませんが、もしその銀行の支店が自分の身近にあればまずは第一候補にしてよいでしょう。もし身近になければ使いにくいですから身近な所に決めても構いません。ただしその場合には給与は貰ったらすぐに移してください。毎月の利用実績が将来の信用になります。公共料金の自動引き落としなども同じ口座を利用します。生活が安定したら積み立てなども行いましょう。

返済が滞ってはいけない

このようにして営々と築き上げた信用も、小さなミスで崩壊してしまうことが有ります。最も危ないのが支払いが滞ることです。カードローンを利用するにしてもしっかり返済していれば全く問題なく信用力に繋がりますが、残高不足などで返済が出来なければ一気に信用力は低下していきます。銀行はお付き合い次第で大きな味方になってくれまずが、また敵にもなってしまうことが有るということを忘れてはいけません。あくまで営利を追求する企業なのです。

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