利息だけでカードローンを選んではいけない!利用方法が大切なのです

カードローンを選ぶ際に何を重視しますかと聞くと、十中八九は利息と答えます。そこでこれ等の人たちは実際には金利を比較してカードローンを選ぶことになります。これは一見良い方法に見えます。確かに利用方法によっては良い方法であることに間違いは無いのですが、実は利用の仕方によっては利息のほかにお金がかかっていたり、損をしてしまうことさえあります。自分の利用方法を良く考えることで自分に合ったカードローンを選ぶことが出来ます。

利息は金利だけでは決まらない

実は利息は金利だけでは決まらないのです。ですから実際には金利で選んでいるということは利息を重視し利息で選ぶというのと少し違うのです。実際の利息は元本に金利と借入期間を掛けて決まる訳ですから、借り入れ期間にも重大な意味だ出てくるわけです。例えば5万円を年利10%で1週間借りるのと15%で1週間借りるのではいくらの差が出るでしょう。実際に計算してみると10%のほうが95円、15%の方が143円です。期間が短ければ5万円借りても利息は100円前後の訳です。

手数料も考える必要がある

借り入れを行う場合には多くの人が最寄りのATMを利用します。もちろん借入先の金融機関のATMの場合もあれば提携先の金融機関のものの場合もあります。しかしここで気を付けなければならないのはATMの利用手数料です。本来ATMは機械ですから手数をかけているのは自分なので、手数料を取られるのはおかしいのですが、とにかく手数料が掛る場合が有るわけです。借りるときに1回、返済の時に1回使うと合計210円となり5万円を1週間借りたときの利息よりも高くなってしまいます。

長期にわたって返済していく場合

この場合には借り入れ期間が長いですから、なるべく金利が低い方が利息の節約になります。前記の利用方法によっては良い方法というのはこういう場合に当てはまります。多くのカードローンはリボルビング払いで返済していきますが、利息は借りている元金によって決まりますので、元金をなるべく減らせば利息も減らすことが出来ます。そこで全額でなくても、一括返済を使って少しでも元本を減らせば効率よく返済できることになり、それだけ利息を減らすことが出来ます。

金利が高いのに利息が無い

また金利だけで選んでいると大損することもあります。比較的高い金利設定なのに、利息が付かない場合が有るからです。利息で選ぶと言いながら金利で選んでいる場合にはこの点を見逃す可能性があります。これは一定期間内に返済すれば金利がどうであっても無利息というカードローンが存在するためです。多くの場合には初回の利用だけとなっていますが、場合によっては条件が満たされれば何度利用しても無利息と言う場合も有ります。
(⇒カードローンには無利息の融資が有る

自分の利用方法の分析が大切

このように自分の利用の仕方によって利息を気にする必要がある場合とあまり気にしなくて良い場合などいろいろなケースが考えられます。したがってまずやらなけらばならないのは自分の利用方法の分析です。何処で利用して、借り入れ期間はどの程度になるのか、利用するATMは提携先のものかなど細かな部分まで調べる必要があります。利息を重視しすぎてそれだけしか見ていないと思わぬ損をしている可能性がありますから、十分注意しましょう。

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