返済計画に狂いを出してはいけない！利用明細が届いたら検証しよう

カードローンを利用している人は、ＡＴＭから必要になった時に簡単に借り入れすることが出来ます。住宅ローンなどの場合非常に長期にわたって返済を続けることになりますから、自分でも返済していけるかと言うことを良く考えてから借りますが、カードローンの場合は借り入れが非常に小額ですので、借りる前に返済していけるかどうかを考えてからという人はまずいません。しかし実際にはこの小額の借り入れが原因で自己破産に至る人もいるのです。

返済計画を立てる習慣をつけよう

そこでこのような状況に至らないようにするために、どんなに小額の借り入れであっても事前に返済計画を立てることが重要になります。カードローンのホームページには返済シミュレーションと言うものが有りますが、これでは返済までにどの程度の期間が必要なのか程度しかわかりません。しかし必要なのはその期間返済していくことが可能かどうかを判断することですから、その間のできるだけ厳密な返済計画を立てることが重要なのです。

収入を考えても駄目

こういう計画を立てる場合には普通は自分の収入を考えます。金融機関の審査も収入について検討するわけですから、間違いではありませんが、収入よりも重要なのが支出です。収入がいくら大きくても、支出が同程度あるのであれば、自由になるお金は殆どないことになります。また収入が少なくても、支出が非常に少ないのであれば返済に回せるお金は十分あるかもしれません。したがって返済計画では返済期間中この収入と支出を考慮しながら、返済できるかどうかを検討する必要があるのです。

重要なのは計画通りかのチェック

さてしっかりした返済計画をたてて、いよいよ借り入れをしたとしましょう。あとは返済計画通りに行えばいいと安易に考えがちですが、計画と言うものは必ず狂いが生じます。そこでその狂いをカバーするために、毎月計画を見直すことが重要です。そのためには毎月利用明細書が届いた時に、その月の収入と支出を計算して、計画通りかよく計算してみるようにして下さい。もし計画に狂いが出ている場合には、どのように修正していけば良いのか考え返済計画に反映します。

利用明細書は有った方が良い

利用明細書は通常郵送で届きますが、郵送を嫌う利用者もいるため、例えばアイフルなどでは郵送を止めることが出来ます。しかし利用明細書は前記の様に返済計画を見直す上でも本来は毎月貰っておいた方が良いのです。ですからできれば郵送を止めるようなことはしないようにしてください。もしどうしても利用明細は送ってほしくないという場合には、毎月返済日の直後にホームページで利用状況を確認して返済計画通りに進んでいるかをチェックしましょう。

余裕の資金ができたら

もし返済計画に無いような余裕の資金が出来たときには、一括返済が利用できるカードローンの場合には全額ではなくてもできるだけ返済してしまいましょう。リボルビング払いは毎月一定額の返済のため最初はなかなか元本が減らず、他の返済方式に比べて利息が多くなる特徴があります。したがって一括返済で元本を減らせば、利息が減ってその分効率良く返済することが出来ます。もちろんこの場合には返済期間が短くなるはずですから、返済計画も見直してください。