カードローンはもう利用しないというとき!解約してしまいましょう
子供を育てている最中は、なんだかんだとお金が必要なことが次から次へと湧き出してきて度々カードローンのお世話になるようなこともあるでしょう。しかし子供を育て上げ、そろそろ引退を考える頃にはもうほとんどカードローンのお世話になるようなことも無くなっているはずです。あとは年金で余生を過ごせば良い訳です。したがってこの頃にはカードローンは既に必要が無くなります。そうなった時にはカードの悪用を防ぐためにも解約してしまいましょう。
カードローンは70歳まで
自分から解約しなくても多くのカードローンは申し込みは65歳まで利用は70歳までとなっています。したがってたとえば将来何が有るかわからないからとカードローンの契約を残しておいたとしてもこの年齢に達すれば自動的に利用できなくなります。ですからいざと言うときのためなどと考えて利用しなくなった後も解約しない理由はあまりありません。年金が少なくていつも利用しているという場合にはしょうがない面もありますが、それでも返済を考えたら少ない年金だけで生活を維持するべきなのです。
年寄りになると管理が不十分になり易い
契約を残しておくことの問題は、年寄りになってくると記憶力も下がり管理が甘くなってしまうことが有ることです。使わなくなったからと言ってカードをどこかにしまい込んだらそのまま忘れてしまうこともあります。もしそれが盗難に遭ったとしても、そんなものが有ったことすら忘れてしまい、悪用されてしまう可能性さえあります。したがって使わないのであればさっさと解約してしまった方が安心していられます。大きな被害にあってからでは遅いのです。
どうしても解約したくない場合
それでもどうしてもいざと言うときのためにはギリギリまで契約を続けたいと考える人もいます。そのような場合には、カードローンの契約が残っている旨、お子さんなどに教えておきましょう。そうすれば自分では忘れてしまっていたとしても、お子さんの方で注意してくれていれば契約していたことすら忘れてしまったとしても大事にはならないでしょう。またその際には、自分の他の金融資産や不動産になどについても説明して置くようにしましょう。
自分が年寄りだということを認めよう
こういった話をするときに障害になるのが自分が年寄りだということを認めないことです。自分に限って忘れることなど無いと考えるようですが。よく思い出してください40歳代後半から物忘れがひどくなりませんでしたか。しかしこれは普通にあることですから認めてよいのです。はっきりそういうことは認めて、それをカバーするにはどうすれば良いのかと言うことを考えた方が、後々役にたちます。誰でも老いと言うものはあるのです。
お子さんからも声掛けをしよう
親御さんからそのような話が出ない場合には、お子さんの方からも積極的にアプローチするようにしましょう。高齢になればなるほど体は脆くなります。ピンピンしているように見えても何が有るか分かりません。資産などについて聞いておかなければ後になって自分が困ることにならないとは限らないのです。例えばカードローンをバリバリ使っているような場合には、相続人が返済しなければならない場合もでてきます。しっかりしているうちによく話を聞いておきましょう。